境内には、ゆかりのある歌人や著名人の歌碑・句碑が多数あります。
一部をご紹介します。
野口 雨情
若山 牧水
山は遠いし野原はひろし
水は流れる雲はゆく
かんがへてのみはじめたる一合の
二合のさけの夏のゆふぐれ
野口雨情は、昭和20年(1945)疎開中に宇都宮で亡くなりました。葬式は極めて質素に行われ、生前交遊により暮人(興禅寺住職)が葬儀を執り行い、謝礼に雨情の詠んだ歌の直筆の半切をいただく。その後軸装し、歌碑にしました。 暮人の和歌の師匠。
この歌は下野短歌会発会の際、揮毫していただく。
石川 暮人
とこしえにたのみがたなき愛染の
わが目のあたり白菊の花
下野短歌会創設者
今 東光
日光は雨降るらしもとのぐもる
下野の野に虹の立つ見ゆ